日露関係ゆかりの地

密漁の 羅臼漁協


最終更新 2016.6.18

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 2010年1月29日、羅臼漁協の漁船が、国後島周辺海域で密漁中に、ロシア警備艇から銃撃される事件があった。当初、日本側は、ロシアに対する抗議声明を出したが、漁船の位置情報を示す衛星通信漁船管理システム(VMS)を故意に切った上で、操業が認められていない「規則ライン」を越えた北方領土・国後島沖の3カイリ内で固定式刺し網漁業を行い、スケトウダラなど計約2015キロを密漁したことが発覚した。 これに対して、釧路簡裁は罰金10〜20万円の略式命令を出した。

 2011年12月、羅臼漁協の刺し網漁船が、秋サケを大量に密漁したとして道海面漁業調整規則違反容疑で書類送検された。
 2011年に、羅臼漁業協同組合(北海道羅臼町)に所属する漁船が、禁止されている刺し網による秋サケの密漁をしていた事件で、2012年8月22日、北海道は羅臼漁協所属の船主19人に北海道海面漁業調整規則第36条違反で40日間の操業停止処分を科した。
  羅臼漁協の秋サケ密漁は、2008年にも、根室水産協会などが、羅臼漁協に対して「漁協組合員が刺し網で秋サケを密漁している疑いがある」として、防止策を要望したとの報道があった(2008年6月の北海道新聞)ので、羅臼漁協の密漁犯罪は恒常的なのだろう。


 羅臼には、豪邸が立ち並ぶ。羅臼の漁民は、よほど儲かっているようだ。


 「道の駅羅臼」の水産物売り場は羅臼漁協の直営。また、ここには知床食堂があり、羅臼漁協水揚げの魚などを食べることができる。下の写真は、人気メニューの「ホッケ定食」。写真のホッケが密漁物かどうかは分からない



羅臼町はクナシリ島が近い

羅臼国後展望塔の記念スタンプ 四島交流で羅臼を訪れていたロシア人
つまらなそうに話を聞いていた
知床峠から見たクナシリ島




新興宗教 念法真教

羅臼町は念法真教と合同で返還運動をしているようだ。

2016年5月5日にテレビ東京で放送された『アンサー 初夏の知床イルカと領土』に映っていた返還運動の看板には念法真教と羅臼町の名前が書かれていた。


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