明治初年に、琉球が日本に併合される以前の琉球は、中国に服属し、薩摩藩の支配を受ける、独立王国だった。 本書は、この時代の琉球王朝の話を、トピック的に取り上げ解説したもの。琉球の通史を、一応学んだ者が、気楽に読むと良いだろう。取り上げている話題は、なかなか高度で、琉球史のあまり知られていない一面を分かりやすく解説している。 本書が出版された当時、NHKドラマで「テンペスト」が放映されていたので、これとの関連で、琉球王朝文化に興味を持った人が読むことを期待して書かれたのかもしれない。
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