本の紹介−統一協会の何が問題か 2022年11月05日
郷路征記/著『統一協会の何が問題か:人を隷属させる伝道手法の実態』花伝社 (2022/10)
長年、統一教会被害と対峙してきた郷路征記弁護士の統一教会解説の本。
本書の内容は、統一協会がマインドコントロールにかけて高額な財産を奪い取る手口を明らかにしている。逆に言えば、どのようにして、統一教会に騙されるのか、そういった内容がかなり詳しく記されている。
また、著者が取り組んだ被害救済の民事訴訟で、統一教会の勧誘手口が違法とされた事例が記されている。これだけで、宗教法人解散の要件は満たしているだろう。