食べられるドングリ マテバシイ    2022年11月23日
 


 秋も深まってきて、木々には実がついています。
 写真は、マテバシイの実で食べられます。煎って中身を食べます。殻は、ペンチで挟むか、金槌で軽くたたけば簡単に割れます。
 少しねっとりしたサツマイモのような味で、食べた後、わずかな渋みが口に残ります。
 ということで、あまり美味いものではない。

 マテバシイは本州から九州・沖縄にあるけれど、本来は九州のもので、本州や沖縄は栽培か自然逸出です。東京では、大きい公園でちらほら見かけます。写真は、夢の島公園で拾ったもの。



 マテバシイの実は、カシの実に比べると、大型。カシの実の帽子は縞模様なのに対して、マテバシイの帽子はウロコ模様。ミズナラやコナラの帽子もウロコ模様だけれど、マテバシイの実よりも小型です。それから、マテバシイの実は少しオレンジがかった明るい色です。
 マテバシイの実とカシの実との区別は帽子の模様で簡単。ミズナラやコナラの実とは、大きさや色で区別できるけれど、それよりも、葉っぱの縁のギザギザで容易に区別出来ます。マテバシイの葉っぱのまわりにギザギザはない。ミズナラやコナラの葉っぱは、大きなギザギザがある。
 
 カシ・ミズナラ・コナラの実を間違って食べたとしても、毒ではないと思うけれど、ものすごく渋い。


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