領土・主権展示館

 

内閣官房領土・主権対策企画調整室の展示施設。開設は2018年1月。場所は、東京都千代田区日比谷公園の市政会館(日比谷公会堂)地下1階。

 竹島と尖閣の展示で北方領土はない。

パンフレット

 

領土・主権展示館 入口 市政会館 入口


ひどい 解説

 


領土・主権展示館の説明


新増東国輿地勝覧
朝鮮王朝時代の官撰地誌(1531年作成)。干山島と鬱陵島の二島が朝鮮半島から眺めることが出来る距離にあると紀載されているが、竹島は朝鮮半島から見える距離にはない(約217km)。(国立公文書館所蔵)
原文の日本語訳

于山島 欝陵島
武陵・羽陵とも言う。二島は県の真東の海にある。3つの峰が空を支える。南峰は少し低い。天気が清明ならば、峰の上の樹木や山麓の渚の砂が歴々と見える。風が良ければ二日で到達する。一説に、干山と欝陵はもともと一つの島で、周囲は100里である。

 上左は「領土・主権展示館」のパネルに記載された漢文の原文。これには干山島と鬱陵島の説明に「朝鮮半島から眺めることが出来る」ことが書かれているが「二島」が見えるとはどこにも書かれていない。ところが、領土・主権展示館の説明では、「干山島と鬱陵島の二島が朝鮮半島から眺めることが出来る距離にあると紀載されている」と虚偽説明をしたうえで、韓国の説明が嘘であるかのように書いている。しかし、嘘は日本政府内閣官房の日本語解説だ。

 もう少し説明すると、漢文は「干山島と鬱陵島」の説明の中で、朝鮮半島から見えるとしているので、この文章からは二島ともに見えると解釈することもできるが、二島のうちの一島が見えると解釈することもできる。このように二通りの解釈が成り立つときの翻訳は、現実に合った翻訳をするのが当たり前のことだ。これに対して、内閣官房は、現実に合わない翻訳を採用して、元の記述に問題があるかのように書いている。

 ただし、朝鮮半島から鬱陵島を見た時に「峰の上の樹木や山麓の渚の砂が歴々と見える」というのは現実とは異なる。こんなに良く見えることはない。話を盛ったのか、それとも、この漢文を書いた人の鬱陵島知識が乏しかったのか、どちらかだろう。

 朝鮮での鬱陵島の記述には、現実と異なることも多々ある。これは、朝鮮人の中には鬱陵島の知識が乏しい人もいたという単純な事実を言っているに過ぎない。

 



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