福島原発事故 5年   復興に取り残された浪江町

最終更新 2016.6.14


2016年6月 福島旅行をした。2016年4月1日より、浪江町の放射線量が低い地域に入れるようになった。


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浪江町請戸地区 

 浪江町は放射線が下がっているところもあるのに、町のほとんどが一般立ち入り禁止となっていたため、復興は手付かずだった。もう少し立ち入り規制を緩和して復興を加速化したほうが良いように思っていたが、補助金の関係もあったのだろう。
 4月1日より、浪江町の立ち入り規制が大幅緩和された。


 浪江町請戸地区の空間放射線量は0.059μGy/hを示していた。事故前と同じ。


津波で壊れた住宅がそのまま 浪江町請戸地区の復興は始まったばかりでいたるところにがれき。
原発事故から5年もたっているのに。
道路が大きくずれていた 請戸小学校
請戸港から福島第一原発の煙突が見える 請戸港から福島第一原発方向を見る



常磐自動車道・国道6号

常磐自動車道・国道6号ともに通行可能。ただし、一部を除いて側道へ入ることはできない。

常磐自動車道は4.0μSv/h 国道6号

 国道6号は常磐自動車道よりも原発に近いので、汚染は大きいはずだが、道路に表示された放射線強度は若干少ない。高さがある場所をはかっているためだろうか。


富岡町・・・復興は遠い

 富岡町の繁華街だと思う。完全なゴーストタウンになっている。



福島第二原発隣接地

 福島第二原発南側には特定廃棄物保管場所が作られていたことがあるが、その後、撤去された。
 「減容化処理」施設が作られている。



福島第二原発南側の防波堤は壊れたまま 壊れた防波堤のそばには汚染物仮置き場


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