四国電力 伊方原子力発電所
 
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最終更新 2016/5/6


 伊方原子力発電所は四国電力唯一の原発で加圧水型原子炉3基を有する。
 2016年4月、熊本県から大分県にかけて直下型地震が発生し、40人を超える人命が失われ1000棟を超える家屋が倒壊した。地震は日本列島を縦断する大断層「中央構造線」の延長線上で起きたものだったが、この原発は中央構造線の至近に位置する。なぜ、このような危なっかしいところに原発を作る必要があったのか理解に苦しむ。


伊方ビジターズハウスから見た原発




伊方ビジターズハウス
 伊方町観光物産センター「伊方きらら館」に隣接し、伊方きらら館とは連絡通路でつながっている。

伊方ビジターハウス全景 展示の原子炉・タービン模型

 このほか、映像ホールがあって、立体映像を上映している。また、ゲーム感覚で原発・エネルギーを学ぶコーナーもあるようだ。訪ねたとき、子供たちがたくさんいたので、詳しい展示は見なかった。
 これまで訪ねた原発PR間の中で、子供がたくさんいたのは、ここが初めて。



プルサーマル反対看板


原発反対の看板は一つもみなかったが、プルサーマル反対の看板はいくつかあった。


伊方町(旧・瀬戸町)

 2005年、愛媛県佐田岬の三崎町・瀬戸町・伊方町は合併して伊方町になった。
 旧・瀬戸町は伊方原発の西に位置する半島の地域ため、原発事故が起こったら陸路で避難する場合は、原発のそばを通る必要がある。しかも、原発からの距離は8km程と資金にあるため、住民避難が大きな課題となっている。

左写真:瀬戸体育館
  旧・瀬戸町の人口は300立派な建物が必要なのだろう。合併前の瀬戸町の人口は3000人足らずだったことを考えると、不必要に立派な体育館だ。向かいには、夜間照明付きの野球場がある。

右写真:瀬戸町の公民館
  大きくて立派な建物で、普通の街ならば不要だ。しかし、ここは原発事故の際に住民が避難する場所に指定されているので、この程度の建物が必要なのだろう。

左写真:瀬戸体育館にある「原子力防災車」

右写真:旧瀬戸町役場にある「原子力防災車」

左写真:三机湾
  真珠湾と地形や水深がよく似ているとの理由で、真珠湾奇襲攻撃訓練に使われた。

右写真:しらす丼
  伊方町川之浜「しらすパーク」のしらす丼。写真は「生しらす」と「釜揚げしらす」の2色丼。





伊方町

伊方町役場と公民館は空中通路で結ばれている。公民館は原発事故の際に住民が避難する場所に指定されている。





愛媛県オフサイトセンター

オフサイトセンターは原発に近い伊方町役場内にあったが、2015年8月に宇和島市に移転した。


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