福島原発事故後ー原発南側(楢葉町)


福島原発事故から1ヵ月半あまりたった2011年5月上旬、および、5ヵ月たった2011年10月上旬、福島県に行った。さらに福島原発事故から1年以上たった、2012年5月中旬に、三度目の福島県を旅行した。しかし、これらは、原発西側と北側だった。

2012年8月、原発南側に位置する、楢葉町の立入規制が解除されたので、2012年10月に訪ねた。



国道6号線を北上すると、楢葉町は問題なく通行できるけれど、富岡町との境界に検問があって、許可車両以外は立ち入り禁止になっている。



県道244号線は、バリケードで立ち入り出来ない。道路の真ん中に、ヘビが寝そべっていた。


ここの放射線は1.23μSv/h。それほど高くはないが、原発事故前の20倍程度か。





楢葉町の田んぼ。打ち捨てられて、セイタカアワダチソウの原が続いている。ビニールハウスも埋もれていた。


地震で壊れた家がそのままだった。住民が帰る日はいつのことなのだろう。

楢葉町の小学校。校庭は草ぼうぼう。いつになったら子供たちが戻るのだろうか。放射線が今の1/10程度になるまで、戻らないほうが良いかもしれない。



校庭にいた動物はキツネだったのだろうか。


楢葉町役場


 エネルギー福祉都市
 自然と科学が創造する豊かな郷土

 この看板を見ていたら、怒りがこみ上げてきた。このあたり、原発関連作業員らしき人と、警察官以外の人は、見かけなかった。

 

楢葉町役場のコミュニティーセンター。地震直後の支援物資だろうか。石鹸と消毒剤が積み上げられていた。




常磐線   ここもセイタカアワダチソウ



常磐線は広野駅まで営業している。広野は終点の駅。



いわき市四ツ倉の道の駅。地震で大きな打撃を受けたけれど、今は補修され、多くの人でにぎわっていた。





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