北方史参考書

吉田武三/著『北方史入門―日本人とロシア人の大探検史』 伝統と現代社(1974/7)
 

 江戸時代から明治に至る期間の北方地域(主に千島樺太)に日本人がどのように進出したか、あるいはロシア人などと、どのような交流があったのかを、主に人物の活動を中心に記述している。人物中心のため歴史事項としてみると若干まとまりに欠ける記述となっていて読みにくい。出版が古く、いまでは入手も容易ではないので、特に取り立てて読む必要はあまりないかもしれない。ただし、特定の人物の北方地域開発の業績を調べるためには役に立つこともあると思う。
 


取り上げている人物は以下の者。
 
アトラソフ
ブニョフスキー(ハンベンゴロフ)
林子平
秦臆丸(村上島之丞)
最上徳内
ラックスマソ
木村謙次
近藤重蔵
高田屋嘉兵衛
伊能忠敬
レザノフ
フヴォストフ・ダヴィドフ
松田伝十郎
間宮林蔵
ゴロウニン
高橋景保
松浦武四郎
川路聖護
プチャーチン
ゴシュケウイッチ
橘耕斎
堀利熈・村垣範正
ムラヴィヨフ
三好監物
松平康英
岡本監輔・山東直砥
島義勇
丸山作楽
榎本武揚
西徳二郎


最終更新 2022.2


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