日ソ現代史参考書

ニコライ・V.ヴィシネフスキー/著、小山内道子/訳、他『樺太における日ソ戦争の終結-知取協定』御茶の水書房 (2020/8)
 
 著者はサハリンの郷土史家。本の内容は、樺太の日ソ戦が終結した知取協定および関連事項。協定のほか、南樺太における日ソ戦の様子や、協定後の南樺太の様子、関連したソ連将校たちのその後などが書かれている。
 ソ連側資料のほか、樺太新聞、鈴木康生大佐の回顧録など日本側資料も使って、樺太戦の終結の模様を明らかにした専門書なのだと思う。私が軍事的な内容が苦手なのと、今一つ訳文が読みにくいことで、あまり理解できなかった。

最終更新 2022.2


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