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足尾銅山の鉱毒捨て場『簀子橋堆積場』−その2


 簀子橋堆積場は足尾銅山の選鉱・製錬工程で発生する鉱滓を沈殿させる施設。言い換えると、鉱毒を貯めておく所。通洞の町の上部にあるため、万一決壊すれば、通洞は決定的な被害を受けるだろう。ここは、警備が厳しく、立ち入ることはできず、遠くから見ることも困難。しかし、東側の尾根に登ると、見下ろすことが可能。ただし、この尾根には、しっかりした道はないので、秋から冬でないと入れないだろう。秋から冬でも、ある程度、山に慣れていないと危険です。





 道を間違えて斜面を直登、尾根に出た後、右に曲がり尾根を登ったら、左写真の祠に出て、正しい道と合流した。下の小苑地からここまで10分ぐらい。祠の後ろの尾根を進む(右写真)。


 尾根を進むと左側に送電線の鉄塔がいくつか現れる(写真左)。鉄塔を見送りながらなおも登ると、鉄塔下の広場に出る(写真右)。祠から鉄塔下の広場まで15分ぐらい。

鉄塔下の広場からは通洞の町がよく見える(写真左)。
この先、鉄塔のある送電線は下ってゆくので、送電線に分かれ、左側に進む。


途中、工作物の残骸らしきものが、ところどころにある。




 簀子橋堆積場が見え隠れすると、直進できなくなるので、右に曲がって尾根を登る(写真左)。登山時は尾根を忠実に登れば、道を間違えることはないが、下山時に、この場所を見落として、尾根をそのまま下ると、大岩の上に出てそれ以上進めなくなる。この場合、必ず引き返すこと。左写真の場所を登山時にしっかり覚えておき、下山時に間違えないように
 尾根に出ると、簀子橋堆積場と車道がよく見える(写真右)。眼下に見える車道は立ち入り禁止。

 ここから先は、左側に簀子橋堆積場を見ながら、忠実に尾根をたどる。尾根をはずさないこと。


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足尾銅山の鉱毒跡『松木渓谷』


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